グレースチャーチ（2005年生、母チャールストンハーバー）

グレースチャーチ（2005年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チャールストン（米国）にある教会名」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時11歳）と交配したチャールストンハーバーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の一般C32。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、キャロットクラブによって2,782.5万円で落札された。

キャロットクラブにて総額3,400万円（8.5万×400口）で一口馬主が募集された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

8月31日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

12月1日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C32（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカイゼンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、吉田一昭盃（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定戦の穴馬券狂藤原茂仁永眠十周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月9日、約11か月の休み明けで迎えた7戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

3月14日、中8週で迎えた8戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。