クールココ（2008年生、母タイキルビー）

クールココ（2008年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時9歳）と交配したタイキルビーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、メムブリーディングシステムから「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、メムブリーディングシステムから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、川上哲司によって210万円で落札された。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月25日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に敗れた。

3歳（2011年）

2月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月3日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

5月7日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニースイートに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月23日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携いろは丸シリーズ八戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトノジェントルから5馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のフクサンボスに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の福山・高知連携円福寺シリーズ一戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンタイムリーに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のめざせレコードかっとびチャレンジ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノースウイングに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルプーに1馬身半の差をつけて優勝

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（6戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリリートロッターに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビービーアルセウスに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月18日、中2週で迎えた15戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の福山3歳牝馬特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（8戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドウイングから4馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、福山・高知連携宇治島シリーズ四戦（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（10戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた19戦目は、福山・荒尾フレンドリー騎手交流第22戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（11戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2012年）

1月3日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（12戦6勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた21戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（13戦6勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（14戦6勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（15戦6勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。