スカーレットレター（1985年生、母ミスジュンコ）

スカーレットレター（1985年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時13歳）と交配したミスジュンコが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北英牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

7月24日、デビュー戦は出口隆義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口隆義騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で出口隆義騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月20日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のブライダルベルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（水沢ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウギヨウアルコに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（水沢ダート1420m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1989年）

4月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月15日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた9戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。