ブライダルベル（1985年生、母フラワーベル）

ブライダルベル（1985年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーングラス（当時12歳）と交配したフラワーベルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方24戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上B2。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

4月23日、デビュー戦は菊川正達騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月18日、中7週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったシーソロンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた7戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

11月20日、中7週で迎えた8戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカーレットレターから2馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、新田守騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイカアイントルから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1989年）

4月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノスティールに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノリベーヌに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアリアンロツドに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月1日、中3週で迎えた16戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、サードニックスカップ（上山ダート1700m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のニングジャンセンに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

9月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（6戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブンテツオーに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

11月4日、中6週で迎えた20戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2 C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキフォーチュンに1馬身の差をつけて制した。

11月25日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で手島勝利騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で手島勝利騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキフォーチュンに3馬身の差をつけて7勝目を手にした。

5歳（1990年）

1月6日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で手島勝利騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のブアリイキングをクビ差制して8勝目を掴み取った。

1月20日、中1週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で手島勝利騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で手島勝利騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメーカーボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

3月18日、中3週で迎えた26戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で手島勝利騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた27戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で手島勝利騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で手島勝利騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミショウタローから1馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で手島勝利騎手（9戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で手島勝利騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートオーヒから1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で手島勝利騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。