サブマリンロケット（1987年生、母リュウシコンジュウ）

サブマリンロケット（1987年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサドンソー（当時12歳）と交配したリュウシコンジュウが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

8月12日、デビュー戦は池田賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカシマコマチをクビ差捉え切れず2着となった。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田賀一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたセイカンオー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月26日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のピースインマインドに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。