ヴィジャランス（2015年生、母フォーティエース）

Vigilance

2015.04.24

ヴィジャランス（2015年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「覚醒状態」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時16歳）と交配したフォーティエースが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小林 仁。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小林仁から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤誠によって2,700万円で落札された。

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月25日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は546kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

3歳（2018年）

1月8日、中5週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3月10日、中8週で迎えた3戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したアルドーレを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のタガノヤマトをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

5月26日、中4週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2019年）

8月11日、約14か月半の休養明けで迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた9戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

12月8日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

5歳（2020年）

2月9日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は三津谷隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。