ヤマトリーダー（1993年生、母バリーロード）

ヤマトリーダー（1993年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンパレートシル（当時9歳）と交配したバリーロードが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の一般B2ハ。

経歴

デビュー前

斉藤義美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

3月3日、デビュー戦は斉藤博美騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月3日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた3戦目は、カエデ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた4戦目は、黒潮盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤博美騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（1997年）

2月1日、中6週で迎えた6戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

7月23日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウザンプリンスに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B3（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた10戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後はサプライズと並んで2着同着となった。

9月23日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、瓢湖ハンデ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイトバーンから2馬身差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリエーラから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中7週で迎えた18戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンマレットに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月14日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大沢信夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で大沢信夫騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノハウディから2馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大沢信夫騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で大沢信夫騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノハウディから2馬身半差の2着となった。

8月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で大沢信夫騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。