メモリーパーソナル（2016年生、母メモリーロワジール）

Memory Personal

2016.03.29

メモリーパーソナル（2016年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時21歳）と交配したメモリーロワジールが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C21。

経歴

デビュー前

庄子昭彦厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2018年）

12月26日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2019年）

1月23日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

3月6日、中3週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったダヴォスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月18日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中村尚平騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳ハンデ戦の世界都市農業サミット開催記念賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村尚平騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中村尚平騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた10戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4歳（2020年）

1月20日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は中村尚平騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、つばき賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中村尚平騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5歳（2021年）

2月16日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた16戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は中村尚平騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（9戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた20戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミモザアカシアに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、大高川特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた23戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレフレシャインに6馬身の差をつけて順当に勝利した。

8月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた26戦目は、しのに感謝! 初グランピング（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

デビュー前

塚田隆男厩舎（名古屋）へ入厩。

9月2日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、一般C7（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は491kg。10頭立ての4番ゲートからスタート。競走除外となった。

9月29日、中5週で迎えた27戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月18日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、教養センターで騎手を目指せ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。