ミホブラック（1985年生、母ミホノガーデン）
Miho Black
1985.05.09
ミホブラック（1985年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のセクレファスター（当時9歳）と交配したミホノガーデンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂部牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の一般C1ロ。
経歴
デビュー前
田中朋次郎厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1988年）
4月17日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
5月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。
5月22日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。
10月22日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
12月3日、中1週で迎えた7戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
12月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。
4歳（1989年）
4月8日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（三条ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月26日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（三条ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月9日、中1週で迎えた11戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネゼンホープに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
5月20日、中1週で迎えた12戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローキングダムからハナ差の2着となった。
6月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアローダッシングから4馬身差の2着となった。
6月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハーリーローレルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。