カイエンセレクト（1984年生、母カイエンリボー）

カイエンセレクト（1984年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーシイコ（当時8歳）と交配したカイエンリボーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は海延牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年のオーロラ賞(B3二)。

経歴

デビュー前

柏木一夫厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1987年）

6月2日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーテエストに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月28日、中0週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワクラインに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

7月25日、中3週で迎えた4戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（3戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（1988年）

3月17日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、笈川圭市騎手を鞍上に迎えて、5歳（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、5歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笈川圭市騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンタタンをアタマ差制して3勝目を収める

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4七八（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスオーヒメに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、成城特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた10戦目は、けん牛星特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキングフラツシユに1馬身の差をつけて5勝目を収める

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、七夕特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた12戦目は、サタデーナイト特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月26日、中5週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーストフリートに半馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

5歳（1989年）

5月11日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた14戦目は、自由が丘特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた15戦目は、いて座特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（7戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシユウローズから2馬身半差の2着に敗れた。

6月19日、中0週で迎えた16戦目は、世田谷区特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。13着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた17戦目は、中野区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

7月31日、中1週で迎えた18戦目は、ビーナス賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた19戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた20戦目は、銀河特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバプリンセスから半馬身差の2着となった。

9月15日、連闘で迎えた21戦目は、オーロラ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノカンムリに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月27日、中1週で迎えた22戦目は、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（14戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月12日、中6週で迎えた23戦目は、佐藤吉勝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

12月10日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤吉勝騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。