メガラ（1995年生、母クインルーパス）

経歴

デビュー前

16歳のとき、谷口牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

2歳（1997年）

7月13日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月25日、中9週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノワンに約12馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた5戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の樅の木賞（中京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ラインウイナーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（1998年）

1月17日、中5週で迎えた6戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月21日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったマックスキャンドゥに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアルメリア賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月12日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、セゾンコンチェルトに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の三年坂特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったヤマトプリティにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月26日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったリズミカルヒミコに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のマコトヒエンに1馬身1/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳G1の秋華賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は古川吉洋騎手（2戦1勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の甲斐路特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレディブライティアに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月13日、中2週で迎えた17戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1600万下のサンタクロースステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

4歳（1999年）

7月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上1600万下の垂水ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた20戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の平尾台特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。