コアレスルドルフ（2005年生、母ピュアブライティア）

コアレスルドルフ（2005年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時17歳）と交配したピュアブライティアが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方24戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ(B2-1)。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月16日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

2月16日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4月6日、中6週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた6戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマゼラン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサイアーエフェクトをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は千葉直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4歳（2009年）

2月4日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、フレンドリービット特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた13戦目は、フレンドリーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月28日、中6週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた16戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

5歳（2010年）

1月27日、中5週で迎えた17戦目は、ガーネットスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

2月21日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエフテーグランパオに8馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた19戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャシャリンに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月22日、中1週で迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホウキボシを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中3週で迎えた21戦目は、薩摩街道松崎宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバトルミルクに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、メイ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアドマイヤレゾンに8馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月23日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバトルミルクを鮮烈な末脚で半馬身差し切って断然人気に応えた。

6月12日、中2週で迎えた24戦目は、水無月特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のロックバニヤンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月26日、中1週で迎えた25戦目は、夏至特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったロックバニヤンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のコマッタモンダを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

9月11日、中5週で迎えた27戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた28戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた29戦目は、仲秋特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（7戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた30戦目は、神無月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のシゲルトカチダケに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月30日、中1週で迎えた31戦目は、さざんか特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた32戦目は、ローズ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（10戦5勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ワンスタディオンに半馬身交わされて2着となった。

12月12日、中2週で迎えた33戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、長崎街道塚崎宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた34戦目は、門松特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（11戦5勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた35戦目は、パラダイスカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（12戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。