オパールキング（2002年生、母リンボーチャンス）

オパールキング（2002年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「宝石名＋国王」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時14歳）と交配したリンボーチャンスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）大川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の一般C2-10 11。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月26日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイムフライズから1馬身半差の2着となった。

6月3日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったディーエスザキープからハナ差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフルーツマーケットから1馬身差の2着となった。

7月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨシロッチに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、連闘で迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったパレスビューから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2005年）

4月26日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーエスコンコルドから3/4馬身差の2着となった。

5月4日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンテンから2馬身差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の西岡公園特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のあいの里公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノリンバーに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月30日、中2週で迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのシャクシャイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

9月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（11戦2勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、海王星特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2006年）

1月25日、中4週で迎えた17戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた18戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェアザブライトンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月30日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2-10 11（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタサンラブゲームに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月20日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた23戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた25戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は實川純一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月21日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月28日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた30戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた31戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた32戦目は、嶋村彰直騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。