ノーノーイエース（2013年生、母ヤマノバイオレット）

ノーノーイエース（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のアジュディミツオー（当時12歳）と交配したヤマノバイオレットが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。戦績は、地方40戦3勝2着6回。2016年のハヤテスプリント(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

4月23日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカミノメグリアイを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で亀井洋司騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で亀井洋司騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタッチワールドにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

9月22日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた11戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で亀井洋司騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（門別ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で亀井洋司騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のミラチャンを3/4馬身振り切って2勝目を挙げた。

3歳（2016年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたマサニオニカゲ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキールアイスに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月8日、中4週で迎えた17戦目は、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

5月15日、中4週で迎えた20戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、チャイヨーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中2週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトドイワガーデンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月7日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月28日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた26戦目は、3歳地方重賞のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた27戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた28戦目は、霜月特別（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた29戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた30戦目は、もみの木特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた31戦目は、カウントダウン特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

4歳（2017年）

1月7日、連闘で迎えた32戦目は、ガーネット特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月18日、中9週で迎えた33戦目は、夢競馬スタート賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で斎藤雄一騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ノンシュガーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月1日、中1週で迎えた34戦目は、奥州衣川衣の滝賞（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で斎藤雄一騎手（14戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月15日、中1週で迎えた35戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、前沢お物見公園の桜賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、フジノピューマに半馬身交わされて2着となった。

5月1日、中1週で迎えた36戦目は、石桜杯（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた37戦目は、前沢牛まつり賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた38戦目は、奥州市国際リニアコライダー賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、南部ダイバーの種市高校賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（15戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた40戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、つなぎ温泉御所湖まつり賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。