ヴァンヴィーノ（2014年生、母ワイルドアフリカ）

ヴァンヴィーノ（2014年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ワイン（仏）＋ワイン（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時9歳）と交配したワイルドアフリカが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者は（株）レイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、市川真奈美によって756万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

3月25日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

6月24日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

8月13日、中6週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず13着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

10月18日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、日高山脈イドンナップ岳賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、サツキチャンに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月31日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月8日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のプルメリアワンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2018年）

5月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ファイトファイヤーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた10戦目は、平取町芽生すずらん群生地賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るカガプラナスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月5日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、新ひだか町みゆき通り賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、北竜ひまわりライス賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレクセルに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中1週で迎えた16戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、乳岩川特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた17戦目は、祝山久1周年&大阪マラソン完走（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月10日、中0週で迎えた18戦目は、大畑さん12日誕生日おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、松本・井上来場記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアセロラチャンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

1月18日、中1週で迎えた21戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、七里の渡し特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた22戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた23戦目は、佐布里池特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた24戦目は、もうすぐ開催!第2回中京競馬（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6月27日、中6週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた30戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。