サウスギャラクシー（2008年生、母ダンシングザード）

サウスギャラクシー（2008年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時12歳）と交配したダンシングザードが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方41戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は2010年のセレクトゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本桐牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、南波壽によって273万円で落札された。

藤ヶ崎一人厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2010年）

8月27日、デビュー戦は柿原翔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のオオジグリーンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若駒特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ナラセジンダイコにクビ差交わされて2着となった。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサカジロタイヨーを3/4馬身差し切って制した。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた9戦目は、2歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ウレスジに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はゼニスパワーと並んで4着同着となった。

1月11日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿原翔騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の白鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で柿原翔騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柿原翔騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオートフォーカスに1馬身半の差をつけて制した。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柿原翔騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた15戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の海猫特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた16戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（15戦3勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の若鷲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（16戦3勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（17戦3勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月20日、中0週で迎えた21戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた22戦目は、3歳戦の白ばら特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（19戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のクイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（20戦3勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（21戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた25戦目は、3歳戦のコノハズク特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（22戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた26戦目は、3歳戦のほととぎす特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（23戦3勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた27戦目は、3歳戦の雷鳥特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で柿原翔騎手（24戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた28戦目は、3歳戦のキジバト特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で柿原翔騎手（25戦3勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた29戦目は、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で柿原翔騎手（26戦3勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた30戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柿原翔騎手（27戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアザヤカサクラに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウオリーブを鬼脚でハナ差だけ差し切って制した。

12月2日、中1週で迎えた32戦目は、風音ちゃん一歳誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトーホウオリーブに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（28戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったキャプテンクックに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2012年）

5月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（29戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（30戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ラブステラーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月8日、連闘で迎えた36戦目は、けいた&ひろこ結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（31戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた37戦目は、オッズパーク杯（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（32戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したニホンピロサーシャにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（33戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーホウエルザに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（34戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた40戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、第2戦川中島の戦い（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた41戦目は、早稲賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（35戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、ブイカツに3/4馬身交わされて2着に敗北した。