メインヴォーカル（2005年生、母ソロリサイタル）
Main Vocal
2005.03.23
メインヴォーカル（2005年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バンドで歌唱を担当する人」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したソロリサイタルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地23戦1勝2着5回、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
社台サラブレッドクラブにて総額2,400万円（60万×40口）で一口馬主が募集された。
加用正厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2007年）
9月1日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したバクシンミノルにハナ差届かず2着に惜敗した。
9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたジェントルフォーク決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。
3歳（2008年）
1月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
2月9日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で船曳文士騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンマルハッピーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月8日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で船曳文士騎手（2戦1勝）。17頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。
6月8日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。
7月6日、中3週で迎えた8戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
8月17日、中5週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて最後はキャプテンシチーと並んで12着同着となった。
11月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。
11月22日、中2週で迎えた11戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
4歳（2009年）
1月18日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったセイコースペシャルにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。
5月24日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
6月14日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。
7月12日、中3週で迎えた15戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。
8月1日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたヒシソロモン決め手に屈して半馬身差の2着となった。
8月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。
10月24日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。
12月19日、中7週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったエプソムアイリスに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
12月27日、連闘で迎えた20戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き最後はピサノプレミアムと並んで9着同着となった。
5歳（2010年）
5月22日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、4歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。
8月21日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
9月18日、中3週で迎えた23戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。
11月2日、中5週で迎えた24戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムーンプライドを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて順当に勝利した。
11月18日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったタガノバンビーノを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
12月14日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。
6歳（2011年）
1月2日、中2週で迎えた27戦目は、清酒発祥地伊丹 白雪特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
1月20日、中2週で迎えた28戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1 A2（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。
6月9日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。