シャイニングアリス（2010年生、母オーシャンハイ）

シャイニングアリス（2010年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングカラー（当時12歳）と交配したオーシャンハイが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）渡邊牧場。戦績は、地方14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C3六七八。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2013年）

11月15日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は495kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

12月19日、中4週で迎えた2戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月29日、中5週で迎えた3戦目は、4歳C3五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、4歳C3五（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳C3四（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のセガールフォンテンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月16日、中5週で迎えた6戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月22日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラシーネを差し切れず、5馬身差の2着となった。

8月20日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のファコンドーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2015年）

1月27日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

12月14日、約10か月半の休み明けで迎えた13戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたトウカイレジェンド決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2016年）

1月1日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。