フクロウ（2000年生、母タイセイグリーン）

フクロウ（2000年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「梟」。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時16歳）と交配したタイセイグリーンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山幸雄。戦績は、中央平地4戦0勝、地方44戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山幸雄から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

7月21日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた3戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

11月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート900m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月3日、中1週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた6戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトヤマビジンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノダイオーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた10戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた11戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月29日、中5週で迎えた12戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた17戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた19戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた23戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

4歳（2004年）

1月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三井邦夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた26戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた28戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永尾正則騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は三井邦夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた32戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた33戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清原良太騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で清原良太騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で清原良太騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月8日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で清原良太騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で清原良太騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた41戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は清原良太騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月20日、連闘で迎えた43戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた45戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清原良太騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた46戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清原良太騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた47戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清原良太騎手（13戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた48戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で清原良太騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。