フジノタガミ（1989年生、母ホリノエキスプレス）

フジノタガミ（1989年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時8歳）と交配したホリノエキスプレスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は北海牧場。戦績は、地方26戦13勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の若竹特別(A2 B1)。

経歴

デビュー前

荒川嘉幸厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1991年）

10月23日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモリリーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノオパールから1馬身半差の2着となった。

11月27日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた4戦目は、川中子健二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスキングから半馬身差の2着となった。

3歳（1992年）

3月5日、中9週で迎えた6戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくろかみ特別（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、アラ系一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシモツガキングに5馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

10月18日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサイレントに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウリュウに3馬身の差をつけて優勝

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバニシキに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般B2 C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドキットに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月30日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリトキノパワーに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（1993年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビシャモンテンに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

1月19日、連闘で迎えた14戦目は、若竹特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（11戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバリユウに3/4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

2月22日、中4週で迎えた15戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（12戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバリユウをハナ差制して驚異の9連勝を決めた。

3月17日、中2週で迎えた16戦目は、さわらび特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平沢則雄騎手（13戦10勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエサシリンボーから半馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた17戦目は、春蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平沢則雄騎手（14戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた18戦目は、れんげ草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で平沢則雄騎手（15戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバリユウに3馬身の差をつけて優勝

12月6日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた19戦目は、アラ系一般B1 B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で平沢則雄騎手（16戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキヌノダイヤに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

12月25日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた20戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で平沢則雄騎手（17戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングタイムに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で平沢則雄騎手（18戦13勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミコバンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月6日、中4週で迎えた22戦目は、きさらぎ（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で平沢則雄騎手（19戦13勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、桃花特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で平沢則雄騎手（20戦13勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた24戦目は、すみれ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で平沢則雄騎手（21戦13勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた25戦目は、チューリップ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で平沢則雄騎手（22戦13勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般A2 B1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で平沢則雄騎手（23戦13勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイニングランダムから2馬身半差の2着に敗北した。