モダンガールリボン（1998年生、母メキシカンハニー）

モダンガールリボン（1998年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時11歳）と交配したメキシカンハニーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は飯岡牧場。戦績は、中央平地22戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飯岡牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、ダーハムによって262.5万円で落札された。

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上キープして、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のウエスタンマリンに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月28日、連闘で迎えた4戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月16日、中6週で迎えた5戦目は、3歳500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい17着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた9戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた10戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月28日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（2002年）

2月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

5月26日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい最後はスプリングアマインと並んで14着同着となった。

6月29日、中4週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着に入った。

7月21日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋明騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。