ビコーシャイン（2001年生、母ゴールドナゲット）

ビコーシャイン（2001年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く」。毛色は栗毛。種牡馬のピルサドスキー（当時9歳）と交配したゴールドナゲットが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦6勝2着8回。主な勝ち鞍は2004年の3歳B5。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

7月25日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のオータムフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた4戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るブルーサイレンサーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた5戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2005年）

4月5日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C5-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモプレトリアを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローランジガンテに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるアネックスを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のスイートピー賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーサイレンサーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リメンバーダイゾウに半馬身交わされて2着となった。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松戸政也騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモプレトリアを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた13戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松戸政也騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウカイチャレンジを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた14戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で松戸政也騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーサイレンサーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のダリア賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で松戸政也騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマウントエンゼルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた16戦目は、カシオペア特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で松戸政也騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた17戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C5-7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンフーチェンにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

10月11日、連闘で迎えた18戦目は、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハマノアランフェスに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のローズ賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた20戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るムサシテエムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

11月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエイシンフーチェンを半馬身振り切って優勝

11月28日、中2週で迎えた22戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5歳（2006年）

3月26日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた25戦目は、祝?米澤伸浩生誕30年記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた26戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（15戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた27戦目は、わらび特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（16戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた28戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（17戦2勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた29戦目は、蔵重の店G-1あげはママ杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（18戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた30戦目は、千日紅特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（19戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた31戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、ビバ金沢☆ウッドチップ記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた32戦目は、葛の花特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（20戦2勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（21戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（22戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（23戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた36戦目は、楓特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（24戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。