コスモソメイエ（2010年生、母マイネインティマ）

コスモソメイエ（2010年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋うたた寝する（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時13歳）と交配したマイネインティマが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の黒石寺蘇民祭レース(C2二)。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月1日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

11月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2013年）

1月3日、中3週で迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインマスカットに3/4馬身届かず2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の黒石寺蘇民祭レース（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレーヴポントに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3月25日、中9週で迎えた6戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフッカツバトラーズに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雫石川レース（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモギガデインに交わされて2馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の前沢牛まつりレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、マイネルムーンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の森川海のまち宮古レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の五葉山火縄銃鉄砲隊レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた13戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた14戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた15戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。