セイウンブラボー（2009年生、母ラヴィール）

セイウンブラボー（2009年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋賞賛」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したラヴィールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方32戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月24日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（2012年）

1月9日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るパワーオブプレイを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

9月15日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

10月13日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート2500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4歳（2013年）

1月6日、中9週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、トワイライト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月19日、中0週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、一般C1六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた14戦目は、8月3日は葉月生誕33周年記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた15戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、テレ玉バッハ賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、よみうりランド賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた18戦目は、白菊賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた19戦目は、こじ散歩プレゼンツ詩穂誕生日記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた21戦目は、彩の国黒豚賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、まかべまお記念LOVE Distance（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月12日、中0週で迎えた23戦目は、川越藩の御蔵米新米収穫記念（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5歳（2014年）

1月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた26戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、船橋さざんかさっちゃん記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田大騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（10戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（11戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月25日、中0週で迎えた38戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月4日、中0週で迎えた39戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（14戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田大騎手（15戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた41戦目は、1階&2階田久保もつ煮込み賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡田大騎手（16戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

10月9日、中3週で迎えた43戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。