グレートデュール（1986年生、母ホウヨウエイカン）
Great Duel
1986.05.03
グレートデュール（1986年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のデユール（当時25歳）と交配したホウヨウエイカンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方44戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
庄野穂積厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1989年）
1月13日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったタマモベイジュに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。
1月22日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。
3月11日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のエイシントライに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
4月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
6月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
7月30日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
9月17日、中6週で迎えた7戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
10月21日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
11月12日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の醍醐特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた11戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
12月10日、中1週で迎えた12戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。
4歳（1990年）
1月14日、中4週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
3月24日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月23日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミショウタローからクビ差の2着となった。
5月4日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた17戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月16日、中3週で迎えた18戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1991年）
1月7日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月21日、中1週で迎えた21戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月22日、中6週で迎えた25戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月14日、中5週で迎えた29戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノヘイセーに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
8月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトノーザンに2馬身の差をつけて優勝
8月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月31日、連闘で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤浩一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月7日、連闘で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノフアミリーからクビ差の2着に惜敗した。
9月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月13日、中2週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエツヒメから4馬身差の2着となった。
10月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた38戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（5戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月24日、中1週で迎えた39戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月8日、中1週で迎えた40戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 小雪/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（1992年）
1月12日、中2週で迎えた42戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月20日、中1週で迎えた44戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた45戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月17日、中1週で迎えた46戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた47戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋久輝騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた48戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋久輝騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた49戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋久輝騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月15日、中6週で迎えた50戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月23日、連闘で迎えた51戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた52戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で星川兼一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた53戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月11日、中2週で迎えた54戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた55戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月8日、中1週で迎えた56戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で冨士木秀四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた57戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で冨士木秀四郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。