フェスティナレンテ（2007年生、母タイムウィルテル）

フェスティナレンテ（2007年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「悠々として急げ（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したタイムウィルテルが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C3一。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,200万円（55万×40口）で一口馬主が募集された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

4月25日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月26日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4歳（2011年）

2月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、タノムワグランプリに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したヴィーヴァロブロイを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月12日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネオフェリークに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

10月13日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のカリナンに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中越豊光騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2012年）

3月1日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、サクラディアナに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったストライクホークに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5月31日、中6週で迎えた20戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

7月19日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月12日、中4週で迎えた25戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。