キングフォンテン（2003年生、母マルケイパレード）

キングフォンテン（2003年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王＋冠名」。毛色は青毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時10歳）と交配したマルケイパレードが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は棚川光男。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害3戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の一般C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田英機から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、吉橋計によって367.5万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月22日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

6月25日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月30日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた6戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2007年）

9月1日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロードフレアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（2008年）

4月27日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、一般C1八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月19日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた10戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。