タカイチギムレット（2008年生、母ミカヅキ）

タカイチギムレット（2008年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時9歳）と交配したミカヅキが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の一般C3四五。

経歴

デビュー前

薮口一麻厩舎（浦和）へ入厩。

4歳（2012年）

2月2日、デビュー戦は岡田大騎手を鞍上に据えて、4歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンツファイトを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5月29日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のマイネルクライスをアタマ差振り切って2勝目を手に入れた。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

9月24日、中0週で迎えた10戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C3（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は岡田大騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月6日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C3五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。