コウギョウロブロイ（2007年生、母マチカネホシシロキ）

コウギョウロブロイ（2007年1月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部。父のように強くなって欲しい」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時7歳）と交配したマチカネホシシロキが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方16戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、藤本牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、藤本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、菊地捷士によって367.5万円で落札された。

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

9月27日、デビュー戦は小島太一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

3歳（2010年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小島太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小島太一騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島太一騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小島太一騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島太一騎手（6戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月27日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は小島太一騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

9月5日、中6週で迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

11月8日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

4歳（2011年）

8月15日、約9か月半の休養明けで迎えた13戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月15日、中6週で迎えた15戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、奥州市消防記念館レース（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた16戦目は、盛岡津志田芋レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた19戦目は、師走賞（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5歳（2012年）

1月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般B2六（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月12日、中5週で迎えた22戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、バレンタインカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた23戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた24戦目は、アクアマリン特選（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で日野太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた25戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、コマクサレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、衣川レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた27戦目は、2012盛岡競馬開幕記念（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。