ベルベットブルー（2001年生、母セリーナビューティー）

ベルベットブルー（2001年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花の名」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したセリーナビューティーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額800万円（4万×200口）で一口馬主が募集された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月7日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ウインゼフィールに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

4月4日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

6月13日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

9月26日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。