スギノサンシャイン（1989年生、母ダイヤモンドチーフ）

スギノサンシャイン（1989年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時19歳）と交配したダイヤモンドチーフが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、中央平地7戦1勝、地方10戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

7月26日、デビュー戦は栗田伸一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るエンブレムシチーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

9月6日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、4歳以上500万下の九重特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月5日、中9週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗田伸一騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で栗田伸一騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で栗田伸一騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイトウスーパーから半馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーメンデスに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴソードに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴソードに1馬身の差をつけて制した。

8月16日、中1週で迎えた12戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノシラユリに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月30日、中1週で迎えた13戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーブーケに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で蔵重浩一郎騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーブーケに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月10日、中3週で迎えた15戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で蔵重浩一郎騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーブーケをハナ差制して圧巻の7連勝を決めた。

10月24日、中1週で迎えた16戦目は、白菊賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で蔵重浩一郎騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中5週で迎えた17戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で蔵重浩一郎騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。