ソプラノボイス（1997年生、母ソフトボイス）

ソプラノボイス（1997年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時12歳）と交配したソフトボイスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

5月13日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のワールドマンノオーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月2日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2001年）

6月16日、約9か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

8月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月6日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のテリーフォンテンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月28日、中2週で迎えた13戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーオブサンライズから1馬身差の2着となった。

5歳（2002年）

1月7日、中0週で迎えた14戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月2日、中3週で迎えた15戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はシンコウヒストリーと並んで6着同着となった。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月6日、中6週で迎えた17戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシーオブサンライズに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月6日、中1週で迎えた19戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。