ハシノレッドリーフ（1987年生、母アイレチエリー）

Hashino Red Reef

1987.06.20

ハシノレッドリーフ（1987年6月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のテリオス（当時6歳）と交配したアイレチエリーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉 光博。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の長篠特別(500万下)。

経歴

デビュー前

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月3日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた3戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したブランドオーカンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のナカヤマサミットに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月18日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた6戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤクモサクセスを半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

4歳（1991年）

1月15日、中4週で迎えた7戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の初春賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。