カネマサダイヤ（1994年生、母ナルタキウイナー）

カネマサダイヤ（1994年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時22歳）と交配したナルタキウイナーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浜本幸雄。戦績は、地方33戦5勝2着3回。1997年の桜花賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

手島健児厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1996年）

4月29日、デビュー戦は米川昇騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドハンターに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、鞍上は4戦連続で米川昇騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハカタガッツに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の滝川丸加高原特別（旭川ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で米川昇騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホロトカイソクから6馬身差の2着となった。

10月10日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の青雲特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で米川昇騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の神無月特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で米川昇騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の北海道3才優駿（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で米川昇騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、中6週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポインセチア特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイシゲヒカリに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3歳（1997年）

1月23日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイエスクレインから1馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着を確保した。

4月16日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーアクトから8馬身差の2着となった。

5月14日、中3週で迎えた14戦目は、4歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のメリーブロンテに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月10日、中5週で迎えた16戦目は、3歳戦のペガサス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のゴールデンティアラ賞（大井ダート2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月5日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のゴールドカップ（浦和ダート2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は張田京騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の東京湾カップ（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞のロジータ記念（川崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1998年）

1月27日、中3週で迎えた22戦目は、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた23戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、’98フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のミサトロゼをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月4日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定のハンデ戦の弥生盃（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の京葉盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のプレアデス賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた28戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のメイ特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のゲンマ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

6月30日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の水無月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた31戦目は、渡辺市郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の文月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺市郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月6日、約4か月半の休養明けで迎えた33戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B1 B（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。