プリンセスサンデー（2001年生、母プリンセススター）

プリンセスサンデー（2001年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時9歳）と交配したプリンセススターが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

5月15日、デビュー戦は高野和馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、6着に終わった。

7月3日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

11月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4歳（2005年）

4月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬売店組合レストホースピア杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アベンチュリンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月10日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コアレスリーズンに半馬身交わされて2着となった。

4月17日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マンテンガールに半馬身交わされて2着となった。

5月1日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のスイートピー賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるジーガーアジュールを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアベリア賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のたけお・ますみ結婚記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるマウントエンゼルを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

8月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の毎年恒例!単元ぶん投げ夏オフ記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5-4（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月3日、中0週で迎えた20戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C5-3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は池田敦騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。