ラガーインパクト（1995年生、母タマモハッピー）

ラガーインパクト（1995年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時15歳）と交配したタマモハッピーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の4歳D4。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

1月10日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

7月5日、中5週で迎えた4戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

9月15日、中7週で馬体重を前走から36kg戻して迎えた6戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、4歳D4（上山ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアカネリキオウに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳D3（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスピーディグロウに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳D2（上山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマキノシンボリをクビ差制して1着ゴールを果たした。

11月3日、中2週で迎えた9戦目は、4歳C3（上山ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキーコマンドに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月29日、中3週で迎えた10戦目は、4歳C2（上山ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1999年）

4月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（5戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた12戦目は、一般D2ハ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（6戦4勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた13戦目は、一般D2ハ（上山ダート1250m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキスターリングからハナ差の2着に甘んじた。

6月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で前野幸一騎手（8戦4勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた15戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で前野幸一騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモシラユリに3/4馬身の差をつけて優勝

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2ロ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で前野幸一騎手（10戦5勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で前野幸一騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントナショナルから1馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた18戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、青葉城特別（上山ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（12戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントナショナルから4馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルジーニアスに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（14戦6勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（15戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた23戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた24戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（16戦6勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2000年）

4月16日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（17戦6勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4ハ（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（18戦6勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般C4ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は富樫英利騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のグランミシルをクビ差制して7勝目をゲットした。

5月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。