アサクサキャスター（1991年生、母ビューティディクテイタス）

アサクサキャスター（1991年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のRaised Socially（当時14歳）と交配したビューティディクテイタスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡部牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月30日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月6日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は原昌久騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

10月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

11月26日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5-1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったロンドンポートから1馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1995年）

4月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた10戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュディフォンテンからアタマ差の2着に甘んじた。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラジンジャスミンから3/4馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5-1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツラッキーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテツカマダに半馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月17日、中2週で迎えた21戦目は、C3-1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた22戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月11日、中0週で迎えた23戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドバトルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月5日、中1週で迎えた25戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンチュウから3馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた26戦目は、湖南賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリージェントボーイから3馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月13日、中0週で迎えた28戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1996年）

1月4日、中0週で迎えた30戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒木豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。