メイショウルース（2004年生、母ルースローマン）

メイショウルース（2004年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は青毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時17歳）と交配したルースローマンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2 12。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中脇一幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、中脇一幸から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、松本好隆によって325.5万円で落札された。

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月6日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく17着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

7月21日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中健騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田中健騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

12月9日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2-15ハ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で周藤直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で周藤直樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2 15（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で周藤直樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のクリプティックワンに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2 12（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で周藤直樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のユノリンダリンダに1馬身半の差をつけて制した。

4月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で周藤直樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で周藤直樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はリュウジンミサキと並んで1着同着となった。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で周藤直樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で周藤直樹騎手（12戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-6ニ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で周藤直樹騎手（13戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で周藤直樹騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハンタージェイピーから3馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（福山ダート1250m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（15戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（16戦3勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。