マイネブリッツ（2005年生、母デンコウセッカ）

Meine Blitz

2005.05.01

マイネブリッツ（2005年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋稲妻（独）。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時16歳）と交配したデンコウセッカが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地11戦2勝。2007年のききょうステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,400万円（14万×100口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

6月16日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイエムオースオーを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

7月21日、中2週で迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のレッツゴーキリシマを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月2日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのさざんかステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2008年）

2月23日、中9週で迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。