ヒカリダークネス（1997年生、母ヴァシュラングラセ）

ヒカリダークネス（1997年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンシャインフォーエヴァー（当時12歳）と交配したヴァシュラングラセが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は富田恭司。戦績は、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の2000川崎フラワー賞9(C1)。

経歴

デビュー前

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

12月10日、デビュー戦は宗形竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったケージーハヤブサに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2000年）

2月1日、中4週で迎えた3戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったスイートデヴィアスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月19日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は宗形竹見騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗形竹見騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバトルメイトリーズに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったキングリジェネに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2000川崎フラワー賞9（川崎ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のメイローレルに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2001年）

1月17日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、迎春特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宗形竹見騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

2月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、銀嶺特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。