ハギノモーリス（2019年生、母ハギノエスカーダ）
Hagino Maurice
2019.04.15
ハギノモーリス（2019年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時8歳）と交配したハギノエスカーダが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
高野友和厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2021年）
6月12日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、ハイアムズビーチに半馬身交わされて2着に敗北した。
3歳（2022年）
2月5日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。3着に終わった。
3月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、勝ったサンクフィーユにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
3月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。17頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ムーンリットナイトに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
4月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマヒナライズに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
6月18日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプラソンに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。
7月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの潮騒特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
9月3日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。
4歳（2023年）
1月15日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に58kgの斤量を背負って出走。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
9月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの汐留特別（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーセンサンダーをクビ差振り切って休養明けの一戦をモノにした。
9月24日、中1週で迎えた11戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの道頓堀ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。
5歳（2024年）
1月28日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの巌流島ステークス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。
3月16日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上3勝クラスの淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。
4月28日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアム ライスシャワーカップ（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。