フライングトウコウ（1995年生、母ロイヤルヒット）
Flying Toko
1995.05.11
フライングトウコウ（1995年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時14歳）と交配したロイヤルヒットが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方34戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアルゲニブ特別(一般C1四)。
経歴
デビュー前
2歳のとき、飛野牧場から「北海道3月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、大島敏雄によって597.4万円で落札された。
加藤光司厩舎（高崎）へ入厩。
2歳（1997年）
8月23日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、馬体重は434kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月28日、中4週で迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオタレディーから2馬身差の2着に敗北した。
10月16日、中2週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月21日、中2週で迎えた5戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のライカンハニーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月30日、中5週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の三才優駿（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
3歳（1998年）
1月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の高崎弥生賞（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月9日、中5週で迎えた9戦目は、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は加藤和宏騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。
5月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアステリフォードに5馬身の差をつけて優勝
6月18日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボスワカに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳地方重賞の高崎ダービー（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月19日、中5週で迎えた15戦目は、3歳オープンのエメラルド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシキノバンブーからクビ差の2着に惜敗した。
10月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月14日、中4週で迎えた18戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、コルチカム特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズアドベンチャーに3/4馬身の差をつけて4勝目を収める
12月14日、中3週で迎えた19戦目は、シクラメン特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオキノタツナミに1馬身半の差をつけて5勝目を収める
4歳（1999年）
1月4日、中2週で迎えた20戦目は、白梅特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月8日、中4週で迎えた21戦目は、市村誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
2月27日、中2週で迎えた22戦目は、江古田特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。
8月13日、約5か月半の休養明けで迎えた23戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。
8月23日、中0週で迎えた24戦目は、天王星特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた25戦目は、C.アントレー騎手を鞍上に迎えて、フレンドシップジョッキー（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。
9月21日、中1週で迎えた26戦目は、アルゲニブ特別（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は市村誠騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のラブリーメイスンをクビ差振り切って雨中の戦いを制した。
10月27日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で市村誠騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で市村誠騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
12月10日、中3週で迎えた29戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で市村誠騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で市村誠騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。
5歳（2000年）
2月4日、中4週で迎えた31戦目は、熊野勲男騎手を鞍上に迎えて、立春特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。
3月31日、中7週で迎えた32戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
4月26日、中3週で迎えた33戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、緑風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた35戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1二ア（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。