ビバリーアロー（1984年生、母サジタリア）

経歴

デビュー前

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

1月18日、デビュー戦は秋山忠一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山忠一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、グリーンスイセイに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は秋山忠一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノースウェールズに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

6月21日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳400万下（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山忠一騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下のなでしこ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山忠一騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の北野特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジロゴスホークを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイナカーペンターを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したマリビクトリーにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月12日、中2週で迎えた11戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったドゴールシンボリを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（1988年）

3月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上400万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下の伊勢特別（中京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月22日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塩村克己騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコペルニクスに1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塩村克己騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、キョウシンシャトーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（1989年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上400万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は秋山忠一騎手（5戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山忠一騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったアルバーチェに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上400万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で秋山忠一騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、5歳以上400万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山忠一騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったニッポーリイダーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中4週で迎えた23戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（阪神芝2500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアカツキレベッカをクビ差振り切って勝利をモノにする

7月8日、中3週で迎えた24戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

11月5日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、4歳以上900万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下の比良山特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた28戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝2500m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

6歳（1990年）

1月20日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月4日、約10か月半の休養明けで迎えた30戦目は、山口修騎手を鞍上に迎えて、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた31戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のベストリーズンに1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7歳（1991年）

1月13日、中1週で迎えた32戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、新春クラウン（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月24日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松原義夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。