キョウシンシャトー（1984年生、母マルタキグリン）

キョウシンシャトー（1984年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシヤトーゲイ（当時24歳）と交配したマルタキグリンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸安牧場。戦績は、中央平地4戦2勝、地方28戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年の揖斐川特別(400万下)。

経歴

デビュー前

青木光明厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1986年）

6月29日、デビュー戦は古市修二騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古市修二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインブレーブからクビ差の2着に甘んじた。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネホマレをハナ差制して初勝利を挙げた。

9月11日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中6週で迎えた5戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1987年）

1月9日、中9週で迎えた6戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青木秀之騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青木秀之騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイシンキングに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で青木秀之騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨフランクインに2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

3月22日、中0週で迎えた10戦目は、3歳戦の北関東弥生賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で青木秀之騎手（7戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で青木秀之騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の北関東さつき賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で青木秀之騎手（9戦3勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月2日、中8週で迎えた13戦目は、3歳戦の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で青木秀之騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般B3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッキーラークから半馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた16戦目は、一般B3（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福田三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッキーラークから3馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた17戦目は、クリスマス特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福田三郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1988年）

1月5日、中1週で迎えた18戦目は、ニューイヤーカップ特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で福田三郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネノシャーレから半馬身差の2着となった。

1月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般B3（足利ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で福田三郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモミジマツクスに2馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

1月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で福田三郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で福田三郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーラックに2馬身半の差をつけて5勝目を収める

2月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で福田三郎騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中7週で迎えた23戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヨシレデーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3（金沢ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた25戦目は、勝田浩騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上A3（金沢ダート1900m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上A2（金沢ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブロードイレブンに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月19日、中1週で迎えた28戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、百万石賞（金沢ダート2300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、約3か月半の休み明けで迎えた29戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

11月27日、中4週で迎えた31戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアグネスハヤテに1馬身1/4の差をつけて8勝目をつかんだ。

12月10日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るビバリーアローを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする