グランディス（2008年生、母カネマサバレリーナ）

グランディス（2008年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「透きとおる青色の夢のケシの花」。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時20歳）と交配したカネマサバレリーナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、中央平地2戦0勝、地方25戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2十二。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

8月20日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2二十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた5戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたエーブマンテン決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月26日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

12月10日、連闘で迎えた12戦目は、越路スキー場レース（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

4月21日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ダイゲキラリーに半馬身交わされて2着となった。

5月12日、連闘で迎えた21戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい最後はニシノグラビアと並んで7着同着となった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（15戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ケイビイラッキーに交わされて2馬身差の2着となった。

6月3日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた23戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（16戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（17戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、シュロに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月23日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（18戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（19戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のザマンアイラブをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月7日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（20戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。