ホワイトイナバウア（2004年生、母ドラールフォンテン）

ホワイトイナバウア（2004年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時12歳）と交配したドラールフォンテンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方42戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の3歳A2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって315万円で落札された。

田嶋弘幸厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2006年）

7月30日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

12月5日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月19日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

3歳（2007年）

1月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

2月8日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターバーストを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月8日、中5週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユキノダイアナを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバイオレットブーケに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るクリスタルペガサスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて順当に勝利した。

5月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダブルアーチャーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（5戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた17戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の茜ちゃん満6歳誕生日記念（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた21戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズカアムールを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のデンドロビウム賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキラキラジェリーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って4勝目を手にした。

12月16日、中1週で迎えた24戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（8戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた25戦目は、ポインセチア特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4歳（2008年）

1月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、能登町赤崎いちご杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般B4-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた29戦目は、伸介君、亜紀さん祝結婚記念シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1-2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた31戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた32戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた33戦目は、シリウス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（15戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた34戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（16戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた35戦目は、一般B4-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴーゴーエフエフに交わされて2馬身差の2着となった。

8月24日、中2週で迎えた36戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた37戦目は、一般B4-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた38戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた39戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた41戦目は、FMリスナーズ・チャレンジ杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。