シンタダシ（1986年生、母ブラウンデージ）

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月6日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のワンダーアレックスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月18日、中5週で迎えた2戦目は、2歳G1の阪神3歳ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

3歳（1989年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンリョウヤクシャを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

2月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳G3のきさらぎ賞（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4歳（1990年）

1月21日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の兵庫特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の甲武特別（阪神芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2500m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。