ダイサンムサシボウ（1991年生、母チヨウキユウガバナ）

ダイサンムサシボウ（1991年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のイムラツド（当時14歳）と交配したチヨウキユウガバナが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は貞廣牧場。戦績は、地方28戦7勝2着9回。主な勝ち鞍は1996年のうぐいす特別(C1)。

経歴

デビュー前

石井勝教厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1993年）

5月24日、デビュー戦は石井幸男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は463kg。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスユマに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトロッキーに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月26日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石井幸男騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミクインに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月9日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井幸男騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミクインに3/4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月18日、中5週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石井幸男騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石井幸男騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンキヨローゼンから半馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で石井幸男騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石井幸男騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサリュウキングからクビ差の2着となった。

12月4日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、胡本友晴騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、2歳戦のヤングチャンピオン（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石井幸男騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1994年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の若駒賞（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったティンパニーからアタマ差の2着となった。

8月14日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般C2-6（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井幸男騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中7週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2-7（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井幸男騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったムロマチランから1馬身差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石井幸男騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンガードトライから半馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2-5（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井幸男騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツヒメに約16馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月26日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2-4（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井幸男騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルディールから2馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた17戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、佐賀県（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルディールから1馬身差の2着となった。

12月25日、中2週で迎えた18戦目は、小嶺英喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート2250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1995年）

1月3日、連闘で迎えた19戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、約6か月半の休養明けで迎えた20戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（16戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井幸男騎手（17戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた22戦目は、ひまわり特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井幸男騎手（18戦5勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月10日、中3週で迎えた23戦目は、桔梗特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井幸男騎手（19戦5勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴッドベッピンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1996年）

2月24日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、アラ系一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井幸男騎手（20戦6勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた25戦目は、菜の花賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケーエヌボーイから半馬身差の2着となった。

4月7日、中3週で迎えた26戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベイリンボーに2馬身半の差をつけて優勝

4月20日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、ラジオ番組開始記念RCC杯（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（21戦6勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコウラインからアタマ差の2着に惜敗した。

5月6日、中1週で迎えた28戦目は、青葉賞（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（22戦6勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。