コジロウ（2019年生、母ティアラン）

コジロウ（2019年5月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「人名より。本馬の誕生日に巌流島で決闘が行われたとされることから」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時14歳）と交配したティアランが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって561万円で落札された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月30日、デビュー戦は森裕太朗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森裕太朗騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

3歳（2022年）

1月9日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森裕太朗騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森裕太朗騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月8日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた8戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデンドロビウムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた10戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

4歳（2023年）

4月7日、約7か月半の休み明けで迎えた12戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したメリッソを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

5月7日、中3週で迎えた13戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたリアンスカイ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月5日、中1週で迎えた15戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたマイネルオーロラ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、里帰りJC ウェルカムカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた18戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた19戦目は、蒲生氏郷の日野城跡賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。