フェアリーキングプローン（1995年生、母Twiglet）

Fairy King Prawn

1995.10.13

フェアリーキングプローン（1995年10月13日）は、オーストラリアで生まれた競走馬。2000年に香港年度代表馬、2001年に香港年度代表馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時9歳）と交配したTwigletが9歳のときに産んだ仔が本馬である。2001年のチェアマンズスプリントプライズ(香・G1)に勝利した他、2001年のバウヒニアスプリントトロフィー(香・G1)を制するなどの活躍をした。

経歴

3歳（1999年）

5月8日、S.キング騎手を鞍上に据えて、G1のチェアマンズプライズ（香港・シャティン芝1200m）に出走。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のオリエンタルエクスプレスをクビ差制してG1初挑戦初制覇を果たした。

4歳（1999年）

11月6日、鞍上は2戦連続でS.キング騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストオブザベストから1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、香港スプリント（香港・シャティン芝1000m）に出走。鞍上は3戦連続でS.キング騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番ゲートからスタート。最後は、2着のCrystal Charmに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（2000年）

1月15日、G3のバウヒニアスプリントトロフィー（香港・シャティン芝1000m）に出走。鞍上は4戦連続でS.キング騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーリーグレイルから1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月11日、G2のセンテナリーカップ（香港・シャティン芝1000m）に出走。鞍上は5戦連続でS.キング騎手（4戦2勝）。14頭立ての8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストオブザベストから1馬身半差の2着に敗北した。

5月7日、R.フラッド騎手を鞍上に迎えて、G1のチェアマンズプライズ（香港・シャティン芝1200m）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったTajasurからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2000年）

6月4日、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でR.フラッド騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では豪脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のディクタットに1馬身1/4の差をつけて上半期マイル王の称号を射止めた。

10月11日、G3のハッピーバレートロフィー（香港・ハッピー バレー芝1200m）に出走。鞍上は3戦連続でR.フラッド騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のPlenty-Plentyに1馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

11月26日、ハンデ戦のスプリントトライアルトロフィー（香港・シャティン芝1000m）に出走。鞍上は4戦連続でR.フラッド騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったKing of Danesから短アタマ差の2着に甘んじた。

12月17日、G1の香港マイル（香港・シャティン芝1600m）に出走。鞍上は5戦連続でR.フラッド騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったSunlineから短アタマ差の2着に甘んじた。

5歳（2001年）

1月14日、G1の香港スチュワーズカップ（香港・シャティン芝1800m）に出走。鞍上は6戦連続でR.フラッド騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のMagnifier Iに1馬身半の差をつけて3つ目のG1タイトルを掴み取った。

1月26日、G1のバウヒニアスプリントトロフィー（香港・シャティン芝1000m）に出走。鞍上は7戦連続でR.フラッド騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。1着となった。

3月3日、G1の香港ゴールドカップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は8戦連続でR.フラッド騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、G2のドバイデューティーフリー（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝1778m）に出走。鞍上は9戦連続でR.フラッド騎手（8戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったJim and Tonicからクビ差の2着に甘んじた。

4月22日、W.マーウィング騎手を鞍上に迎えて、G1のチェアマンズスプリントプライズ（香港・シャティン芝1200m）に出走。14頭立ての大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のTrinculoに4馬身の差をつけて5つ目のG1タイトルを獲得した。

6歳（2001年）

6月3日、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でW.マーウィング騎手（1戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。